第10回「根拠なき自信」の注目シーンは? -NHK大河ドラマ

TVISION INSIGHTS株式会社(以下TVISION)は、2022年1月にスタートした、三谷幸喜さん脚本・小栗旬さん主演の『鎌倉殿の13人』を、毎放送回、視聴者がどのシーンに注目したのかを分析しています。

3月13日に放送された第10回「根拠なき自信」は、視聴者にどのように見られていたのでしょうか?

テレビの視聴者の様子を、1分毎の「TVISION推定視聴率」と、「テレビの前にいる人のうち、テレビ画面に視線を向けていた人の割合=注目度※」のグラフで見てみました。 

※注目度とは? 
テレビの前にいる人(滞在者)のうち、テレビ画面に視線を向けていた人(注視者)の割合を表します。
シーンに注目している度合いがわかります。

『鎌倉殿の13人』毎分の注視データで見る、視聴者が注目したシーンとは?

タイトルである「根拠なき自信」は、義経(菅田将暉さん)が戦場において、「戦に出れば誰にも負けません」や「経験もないのに自信もなかったら何もできない」などと言っているシーンを切り取ったタイトルでした。

平家の追討軍を見事に退けた源頼朝(大泉洋さん)。これを聞いた後白河法皇(西田敏行さん)はほくそ笑み、平家の総帥・清盛(松平健さん)は都を京へ戻すことを決断。奥州の覇者・藤原秀衡(田中泯さん)は義経の文を一読し、静かに源平の様子をうかがう。

鎌倉では、八重(新垣結衣さん)が侍女として頼朝のそばで働き始めるが、北条義時(小栗旬さん)の気づかいに(江口のりこさん)が疑念を抱くなど、それぞれの思惑が入り乱れていた… といったストーリーでした。頼朝を取り巻く人がどんどんと増えていく様子が描かれた回でもありました。

SNSでは、亀の仕掛けた八重へのマウントをかける場面や、義経が義姉に膝枕をしてもらう場面では「奔放すぎる!」などと盛り上がりました。

毎分での注目度と推定世帯視聴率の推移

第10回では、注目度が高まった箇所が冒頭に2箇所ありました。

最も注目されたのは20:06で、注目度は77.7%でした。後白河法皇に呼ばれた文覚(市川猿之助さん)。後白河法皇に「人は呪い殺せるのか」と問われると「誰に死んでもらいましょうか?」と答えながら近づき、首飾りで首をくくる真似をするシーンでした。

2番目に注目されたのは20:09で、注目度は76.6%でした。注目度最高点だったシーンからの場面も、引き続き注目を維持しました。 上総広常(佐藤浩市さん)が落とした大場景親(國村隼さん)の首が木に吊り下げられ、それを見ている時政(坂東彌十郎さん)と義澄(佐藤B作さん)が、「一つ間違えれば自分たちもこうなっていたかもしれない・・・」と話をしているシーンが、注目度で次点となりました。

注目度が高かったこの2つのシーン。オープニング直後から、後白河法皇や清盛の、物語の重要な場面を思わせる会話が始まったことで注目が高まり、文覚の印象的な姿や打ち首という残酷な場面に、目を引き付けられた視聴者が多かったのではないでしょうか。

注目度が低かったシーンは、20:40で注目度は64.7%でした。亀の策略により、思いがけないところで八重と対面した頼朝。その後、八重の様子を隠れて見ていたところを義時に発見され、その時に負った頬の怪我を、義時に手当してもらっているシーンでした。戦や義経の膝枕シーンから切り替わり、八重と義時が静かに会話する場面だったので、視聴者も目を離したと考えられます。

※2021年の年間の、プライム帯(19‐23時)におけるドラマジャンルの平均注目度は63%

<過去放送回の「鎌倉殿の13人」各回注目シーン分析はこちらをご覧ください>
https://telescope.tvisioninsights.co.jp/summary-kamakura13/

TVISIONでは、視聴者のテレビへ目線がどれだけ向けられたのか、テレビ番組では毎分、CMでは毎秒でデータを取得しております。今後も注目のテレビ番組やCMの分析を行って参ります。

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