第17回「助命と宿命」の注目シーンは? -NHK大河ドラマ

TVISION INSIGHTS株式会社(所在地 :東京都千代田区、代表取締役社長 郡谷 康士、以下TVISION)は、2022年1月にスタートした、三谷幸喜さん脚本・小栗旬さん主演の『鎌倉殿の13人』を、毎放送回、視聴者がどのシーンに注目したのかを分析しています。

5月1日に放送された第17回「助命と宿命」は、視聴者にどのように見られていたのでしょうか?

テレビの視聴者の様子を、1分毎の「TVISION推定視聴率」と、「テレビの前にいる人のうち、テレビ画面に視線を向けていた人の割合=注目度※」のグラフで見てみました。

※注目度とは? 
テレビの前にいる人(滞在者)のうち、テレビ画面に視線を向けていた人(注視者)の割合を表します。
シーンに注目している度合いがわかります。

『鎌倉殿の13人』毎分の注視データで見る、視聴者が注目したシーンとは?

第17回は、源頼朝(大泉洋さん)の粛清がエスカレートしていく中で、義時(小栗旬さん)が自分の立場をわきまえ、もう頼朝に逆らえないと腹をくくった回でした。

源義経(菅田将暉さん)の軍略がさえわたり連勝に沸く鎌倉方。しかし、木曽義仲(青木崇高さん)の討伐により鎌倉に再び暗雲が立ち込めます。義仲の嫡男・義高(市川染五郎さん)を危険視する頼朝は、戦勝報告のため範頼(迫田孝也さん)とともに鎌倉へ戻っていた義時に義高の処断を命令。大姫(落井実結子さん)を思う政子(小池栄子さん)は憤り、義高を救うため奔走します。一方、頼朝に試された義時は八重(新垣結衣さん)ら家族を思い…というストーリーでした。

ツイッターでは「#鎌倉殿の13人」が、オンエア中から2週連続の世界1位になりました。「曽我兄弟」も上位にランクイン。工藤祐経(坪倉由幸さん)の背後から石を投げていた幼い兄弟が、「曽我兄弟」であると推測した大河ファンによりトレンド入りしました。また、「大泉のせい」が上総広常(佐藤浩市さん)の非業の死を描いた第15回に続いて、ランクインしました。

毎分での注目度と推定世帯視聴率の推移

最も注目されたのは、20時42分で、注目度は74.6%でした。わが子を抱きながら「父を許してくれ」と話しかける義時。エンドロールが流れ、傍らで八重が優しく見守っているシーンでした。「壇ノ浦で舞った男」という次回予告が終わるまで、高い注視を維持しました。最後のシーンが一番見られたのは、初回放送以来でした。

注目度が二番目に高かったシーンは20時15分で、注目度は74.1%でした。和田義盛(横田栄司さん)を通じて義仲の文を義時に届けた巴御前(秋元才加さん)。義仲からの文には、平家討伐を成せるのは、頼朝しかいない、源氏の悲願成就を見届けてほしいという願いがしたためられておりました。義高がその文を読み、父の想いを受け入れる場面でした。

義高の人気が高まっている上に、父、義仲の偉大さを感じる重要なシーンで、注目度が高かったと推測されます。

注目度が最も低かったシーンは冒頭、20時から20時1分にかけてで、注目度は63.1%でした。鵯越を駆け下りたと勘違いして、義経の活躍を褒めたたえる後白河法皇(西田敏行さん)。法王に謁見したのち、あれは鵯越ではなく、一の谷であると誤りを正す梶原景時(中村獅童さん)に、義経は、「歴史はそうやって作られていくんだ」と自信満々に話す場面でした。オープニング曲が終わるところまで注視は低くなっていました。

  第17回は、番組の最初が一番注目されず、次回予告が終わるところで一番注目されるという展開になりました。

※2021年の年間の、プライム帯(19‐23時)におけるドラマジャンルの平均注目度は63%

<過去放送回の「鎌倉殿の13人」各回注目シーン分析はこちらをご覧ください>
https://telescope.tvisioninsights.co.jp/summary-kamakura13/

TVISIONでは、視聴者のテレビへ目線がどれだけ向けられたのか、テレビ番組では毎分、CMでは毎秒でデータを取得しております。今後も注目のテレビ番組やCMの分析を行って参ります。

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