第19回「果たせぬ凱旋」の注目シーンは? -NHK大河ドラマ

TVISION INSIGHTS株式会社(所在地 :東京都千代田区、代表取締役社長 郡谷 康士、以下TVISION)は、2022年1月にスタートした、三谷幸喜さん脚本・小栗旬さん主演の『鎌倉殿の13人』を、毎放送回、視聴者がどのシーンに注目したのかを分析しています。

5月15日に放送された第19回「果たせぬ凱旋」は、視聴者にどのように見られていたのでしょうか?

テレビの視聴者の様子を、1分毎の「TVISION推定視聴率」と、「テレビの前にいる人のうち、テレビ画面に視線を向けていた人の割合=注目度※」のグラフで見てみました。

※注目度とは? 
テレビの前にいる人(滞在者)のうち、テレビ画面に視線を向けていた人(注視者)の割合を表します。
シーンに注目している度合いがわかります。

『鎌倉殿の13人』毎分の注視データで見る、視聴者が注目したシーンとは?

第19回は、平家滅亡の立役者である義経(菅田将暉さん)が源行家(杉本哲太さん)と後白河法皇(西田敏行さん)にけしかけられ、窮地に追い込まれる回でした。

鎌倉入りを許されず京で悲嘆にくれる義経。義時(小栗旬さん)は大江広元(栗原英雄さん)に知恵を借り、源頼朝(大泉洋さん)と義経との関係修復を模索しますが、後白河法皇はそれを許しません。愚痴をもらす頼朝に対し苦言を呈す八重(新垣結衣さん)。この状況を政子(小池栄子さん)が憂う中、京では義経をめぐって里(三浦透子さん)と静(石橋静河さん)が対立。さらに行家が義経に近づいて、頼朝への疑心をあおり…というストーリーでした。

ツイッターでは、「#鎌倉殿の13人」がオンエア中から4週連続の世界1位になりました。注目度の高かった最後のシーンで、時政(坂東彌十郎さん)が義経にかけた言葉が泣けると「時政パパ」もトレンド入りしました。

毎分での注目度と推定世帯視聴率の推移

最も注目されたのは、20時31分で、注目度は76.2%でした。頼朝が大軍で押し寄せてくることに対し、義経と行家が言い争いをします。行家とは、彼を味方につけたものは必ず戦に負ける死神のような男だというナレーションが入ったあと、場面が変わります。義経が京を離れ九州へ逃げることを、妻の里と妾の静御前に話すシーンへ。義経は、静は京に残り、里は自分から離れるなと言います。里は、勝ち誇ったような表情となりました。戦や残酷なシーンが多かった中で、女性どうしの争いに注目が集まったようです。

注目度が二番目に高かったシーンは20時42分で、注目度は74.7%でした。義時と時政に激励の言葉をもらい、その場を去る義経。見送っていた時政は、寂しそうに「平家を滅ぼすためだけに産まれてきたようなお方」だと話します。それを受けて、義時は「義経は真っ直ぐすぎたのだ」と語り、切ない雰囲気で物語が終わり、次回予告が流れるまで注目されました。
3話連続で、ラストシーンの注目が高まっている傾向です。

注目度が最も低かったシーンは冒頭、20時2分から20時3分にかけてで、注目度は64.2%でした。行家が義経の屋敷に現れ、義経に「頼朝を討たないと、京に攻め込んできて逆に討たれてしまう。そうなる前に先手を仕掛けろ。」とけしかけるシーンから、オープニングが終わる辺りまで、注目度が低くなっていました。

二番目に低かったシーンは20時14分で、注目度は64.9%でした。文覚(市川猿之助さん)が頼朝の元へ亡き父・義朝の物だというしゃれこうべを持ってきます。義時が、今度こそ本物だと言う証拠があるのかと問うと、文覚は、証拠はないが頼朝がそうだと言えば、このしゃれこうべは本物となる、と力説します。グロテスクなしゃれこうべが、注目を下げたのかもしれません。

※2021年の年間の、プライム帯(19‐23時)におけるドラマジャンルの平均注目度は63%

<過去放送回の「鎌倉殿の13人」各回注目シーン分析はこちらをご覧ください>
https://telescope.tvisioninsights.co.jp/summary-kamakura13/

TVISIONでは、視聴者のテレビへ目線がどれだけ向けられたのか、テレビ番組では毎分、CMでは毎秒でデータを取得しております。今後も注目のテレビ番組やCMの分析を行って参ります。

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