第24回「変わらぬ人」の注目シーンは? -NHK大河ドラマ

TVISION INSIGHTS株式会社(所在地 :東京都千代田区、代表取締役社長 郡谷 康士、以下TVISION)は、2022年1月にスタートした、三谷幸喜さん脚本・小栗旬さん主演の『鎌倉殿の13人』を、毎放送回、視聴者がどのシーンに注目したのかを分析しています。

6月19日に放送された第24回「変わらぬ人」は、視聴者にどのように見られていたのでしょうか?

テレビの視聴者の様子を、1分毎の「TVISION推定視聴率」と、「テレビの前にいる人のうち、テレビ画面に視線を向けていた人の割合=注目度※」のグラフで見てみました。

※注目度とは? 
テレビの前にいる人(滞在者)のうち、テレビ画面に視線を向けていた人(注視者)の割合を表します。
シーンに注目している度合いがわかります。

『鎌倉殿の13人』毎分の注視データで見る、視聴者が注目したシーンとは?

第24回は、またも源頼朝(大泉洋さん)の怒りに触れた者が不幸になるという回でした。

頼朝と万寿(金子大地さん)が巻狩りを終えて無事に戻り、喜ぶ政子(小池栄子さん)。しかし、頼朝は自身に代わって鎌倉殿の座に就こうとした弟・範頼(迫田孝也さん)を許さず、余波が鎌倉を揺るがしていました。比奈(堀田真由さん)を傍らに、三浦義村(山本耕史さん)、金剛(坂口健太郎さん)と思いを巡らせる義時(小栗旬さん)。そんな中、亡き許嫁・源義高(市川染五郎さん)を慕い続ける大姫(南沙良さん)は、頼朝が用意した縁談話を歯牙にもかけず・・・というストーリーでした。

ツイッターでは、「#鎌倉殿の13人」がオンエア中から9週連続の世界1位になりました。一時は入内したものの、体調を崩して20歳の若さで亡くなってしまった大姫に同情する声が多く「大姫ちゃん」がランクイン。また。大姫を見つけた義村がかけた救いの言葉「己の幸せのため」もトレンド入りしました。

毎分での注目度と推定世帯視聴率の推移

NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の第24回注目度グラフ画像

最も注目されたのは、20時41分から42分で、注目度は78.9%でした。畑から戻った範頼の後ろに、善児(梶原善さん)の姿が映るところから注目が高まりました。範頼が井戸の水を汲み、後ろを振り返ると従者の二人が倒れており、次の瞬間、善児に刺され倒れてしまいます。頼朝と政子の寝所にシーンが変わり、さらに注目度が高まりました。頼朝がうなされて起きると長澤まさみさんのナレーションが入り、自分の死が間近に迫っていることに気付いていると語られます。そのままエンディングまで注目されました。今回も視聴者は、善児の登場で命を奪われる、暗く悲しいシーンに釘付けになったようです。

注目度が二番目に高かったシーンは20時33分で、注目度は76.3%でした。入内した大姫がいなくなり、義時が兵をあげて周囲を探せと命じます。その後、義村が大姫を発見しました。シーンが変わり、政子が入内を強いた自分のせいだと悔い、最近の頼朝はおかしい、怯えているようだと話すシーンまで注目が高まりました。


注目度が一番低かったシーンは冒頭20時2分のオープニングでした。

注目度が2番目に低かったのは、20時23分で64.6%でした。悩みを聞いてもらうため巴御前(秋元才加さん)の元を訪れた大姫。巴御前は、死んだ義仲(青木崇高さん)を慕っていたが、自分の事を大切にしてくれる義盛(横田栄司さん)の元で生きていることを後悔していないと話します。義高殿の思い出が薄れていくことは、「義高殿が、大姫に前を向いて欲しいと望んでおられるからなのでは」と大姫にいまを生きるよう説得するシーンの途中まで注視が低くなりました。境遇の似た2人が語る重要なシーンでしたが、前半は注目が低い結果となりました。

※2021年の年間の、プライム帯(19‐23時)におけるドラマジャンルの平均注目度は63%

<過去放送回の「鎌倉殿の13人」各回注目シーン分析はこちらをご覧ください>
https://telescope.tvisioninsights.co.jp/summary-kamakura13/

TVISIONでは、視聴者のテレビへ目線がどれだけ向けられたのか、テレビ番組では毎分、CMでは毎秒でデータを取得しております。今後も注目のテレビ番組やCMの分析を行って参ります。

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