第26回「悲しむ前に」の注目シーンは? -NHK大河ドラマ

TVISION INSIGHTS株式会社(所在地 :東京都千代田区、代表取締役社長 郡谷 康士、以下TVISION)は、2022年1月にスタートした、三谷幸喜さん脚本・小栗旬さん主演の『鎌倉殿の13人』を、毎放送回、視聴者がどのシーンに注目したのかを分析しています。

7月3日に放送された第26回「悲しむ前に」は、視聴者にどのように見られていたのでしょうか?

テレビの視聴者の様子を、1分毎の「TVISION推定視聴率」と、「テレビの前にいる人のうち、テレビ画面に視線を向けていた人の割合=注目度※」のグラフで見てみました。

※注目度とは? 
テレビの前にいる人(滞在者)のうち、テレビ画面に視線を向けていた人(注視者)の割合を表します。
シーンに注目している度合いがわかります。

『鎌倉殿の13人』毎分の注視データで見る、視聴者が注目したシーンとは?

第26回は、源頼朝(大泉洋さん)の死を前に、次の政(まつりごと)の地位を争い北条家が空中分解するという回でした。

安達盛長(野添義弘さん)が涙に暮れる中、義時(小栗旬さん)は先を見据え、大江広元(栗原英雄さん)らと頼朝の嫡男・頼家(金子大地さん)を次の鎌倉殿とする新体制作りを始めます。しかし、比企能員(佐藤二朗さん)の力が増すことを嫌うりく(宮沢りえさん)が、夫・北条時政(坂東彌十郎さん)をたきつけてこの流れに対抗。鎌倉に不穏な空気が流れる中、狩りから戻った頼家は・・・というストーリーでした。


ツイッターでは、「#鎌倉殿の13人」がオンエア中から11週連続の世界1位になりました。次の鎌倉殿を狙う権力争いの中、夫の全成(新納慎也さん)を立てて御台所になる決断をした「実衣ちゃん」(宮澤エマさん)と、りくにたきつけられた「時政パパ」もトレンド入りしました。

毎分での注目度と推定世帯視聴率の推移

NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の第26回「悲しむ前に」注目度グラフ画像

最も注目されたのは、20時23分から25分で、注目度は80.3%でした。今回は注目シーンが分散せず、この3分に凝縮されました。政子(小池栄子さん)に、実衣が「全成は次の鎌倉殿になる覚悟を決めた」と伝えるシーンから注目度が高まりました。政子は、そういう話をするにはまだ早い、実衣に御台所は無理だと憤ります。その後、頼朝の寝所のシーンへ変わり、政子が、眠り続けている頼朝を見つめます。

政子がうたた寝をしてしまい、目を覚ますと頼朝が縁側に座っていました。思い出のグミと桑の実を手に、頼朝が「これは何ですか」と政子に問いかけてきたのです。政子は頼朝の意識が戻ったことを喜び、急いで人を呼びに行きます。しかし政子が戻ると、縁側に腰をかけていた頼朝が倒れており、政子は泣きながら頼朝の死を確信します。このシーンは、セリフが少なく音楽もなかったのですが、注目度が最高となりました。沈黙が頼朝の死を浮き彫りにし、注目を集めたと考えられます。


注目度が一番低かったシーンは冒頭の20時01分から02分にかけてで、66.5%でした。頼朝が床に伏し、医師から持ってあと数日と告げられます。義時が、重忠(中川大志さん)と景時(中村獅童さん)に頼朝の容態について報告し、次の政の形が定まるまでこの事を内密にしてほしいとお願いします。

頼朝の容態を内密にするために、頼朝の落馬を目にした者を捕らえることと、医師への口封じのため馬と砂金を与えることを合意するシーンからオープニング曲が始まり、注目度がさらに下がりました。

※2021年の年間の、プライム帯(19‐23時)におけるドラマジャンルの平均注目度は63%

<過去放送回の「鎌倉殿の13人」各回注目シーン分析はこちらをご覧ください>
https://telescope.tvisioninsights.co.jp/summary-kamakura13/

TVISIONでは、視聴者のテレビへ目線がどれだけ向けられたのか、テレビ番組では毎分、CMでは毎秒でデータを取得しております。今後も注目のテレビ番組やCMの分析を行って参ります。

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