第28回「名刀の主」の注目シーンは? -NHK大河ドラマ

TVISION INSIGHTS株式会社(所在地 :東京都千代田区、代表取締役社長 郡谷 康士、以下TVISION)は、2022年1月にスタートした、三谷幸喜さん脚本・小栗旬さん主演の『鎌倉殿の13人』を、毎放送回、視聴者がどのシーンに注目したのかを分析しています。

7月24日に放送された第28回「名刀の主」は、視聴者にどのように見られていたのでしょうか?

テレビの視聴者の様子を、1分毎の「TVISION推定視聴率」と、「テレビの前にいる人のうち、テレビ画面に視線を向けていた人の割合=注目度※」のグラフで見てみました。

※注目度とは? 
テレビの前にいる人(滞在者)のうち、テレビ画面に視線を向けていた人(注視者)の割合を表します。
シーンに注目している度合いがわかります。

『鎌倉殿の13人』毎分の注視データで見る、視聴者が注目したシーンとは?

第28回は、頼家(金子大地さん)が鎌倉殿としての力を発揮しようとする中、梶原景時(中村獅童さん)に対する不満が募り鎌倉を追われることになるという回でした。

北条時政(坂東彌十郎さん)と比企能員(佐藤二朗さん)との争いにより、義時(小栗旬さん)と景時の構想から大きく逸脱し、13人まで膨れ上がった訴訟の取り次ぎを行う宿老たち。鎌倉殿となり気負う頼家はこれを自身の力を侮っている結果だと捉えて憤慨し、北条時連(瀬戸康史さん)・頼時(坂口健太郎さん)ら若い御家人をそばに置いてけん制します。そんな中、13人の宿老たちが集まり常陸の御家人の土地争いについて評議を、、、というストーリーでした。

ツイッターでは、「早くも13人から12人に」「小四郎の前で流した平三の涙が切ない」などの声が相次ぎました。また、景時が義時への置き土産として、これまで様々な謀略の裏で汚れ役を一手に引き受けてきた善児(梶原善さん)を贈るという展開に、ネット上には「お、置き土産が不穏すぎる!!」等のコメントが殺到しました。

毎分での注目度と推定世帯視聴率の推移

NHK大河ドラマ第28回「名刀の主」注目度グラフ

最も注目されたのは、20時42分で、注目度は76.9%でした。今回のラストシーン。義時が頼時に景時は、華々しく戦で死ぬおつもりなのだ。武士らしく。と話すシーンから注目度が上がりました。頼時に景時を止める兵を集めるのを急げと命じると義時は深いため息をつきます。淋しそうな義時の後ろ姿と外の雪景色が映され、エンディングを迎えました。その後予告が終わるまで注目を集めました。また1人亡くなるのだという切ないシーンに人々の関心が集まったようです。

二番目に注目されたのは、20時28分で、注目度は76.8%でした。義時と頼時が食事をしているシーン。傍らにいる比奈(堀田真由さん)が板東武者同士の争いが、新たな始まりでなければいいと呟きました。その後シーンが変わり、和田義盛(横田栄司さん)が大江広元(栗原英雄さん)に頼家に提出する景時に関する訴状について、問いただすシーンになります。広元は穏便に済ませる手立てがないか検討していると答えるが、義盛は訴状を渡すかどうかここで決めろと詰め寄る辺りまで注目されました。義盛の問いただす声が大きく、注目されたと考えられます。


注目度が一番低かったシーンは冒頭の20時04分から06分にかけてで、63.3%でした。オープニングが始まり注目度が下がります。05分の最後にナレーションが始まり、注目度は最低になりました。その後、ナレーション後半からタイトル表示を経て、頼家が信頼する御家人6人と話をするシーンに。頼家が、「13人の補佐役は多すぎる、自分をのけ者にする気だ」と声を荒らげます。その後6人に仕事を命じるあたりまで注目度が低くなりました。

※2021年の年間の、プライム帯(19‐23時)におけるドラマジャンルの平均注目度は63%

<過去放送回の「鎌倉殿の13人」各回注目シーン分析はこちらをご覧ください>
https://telescope.tvisioninsights.co.jp/summary-kamakura13/

TVISIONでは、視聴者のテレビへ目線がどれだけ向けられたのか、テレビ番組では毎分、CMでは毎秒でデータを取得しております。今後も注目のテレビ番組やCMの分析を行って参ります。