掲載日:2022年3月11日
TVISION INSIGHTS株式会社(以下TVISION)は、2021年10月クール*1に放映されたテレビCMの中で、生命保険の業界のランキングを集計いたしました。
TVISION独自の指標「アテンション含有率*2」のランキングにすることで、その企業のCMが、視聴者にちゃんと見られているのかがわかります。
*1 2021年10月クール:2021年10月4日から2022年1月2日
*2 アテンション含有率:視聴者のうちの、テレビ画面注視者の割合を表します。
【生命保険カテゴリー企業別】テレビCM アテンション含有率ランキング
企業数が多くなってしまうため、2021年の年間のテレビCM出稿量が、3,000GRP以上だった生命保険カテゴリーの企業を対象にグラフを作成しました。
この10社のうち、10月クール・個人全体で1位になったのは、『日本生命保険』でした。
生命保険会社を検討する機会の多い若年層(MF1層:男女20〜34歳)でのランキングは、1位が『ライフネット生命保険』でした。個人全体・MF1層ともに、3位までに『日本生命保険』、『ライフネット生命保険』がランクインしておりました。
ご参考までに、10月クール中の各社の出稿量(推定GRP)はこちらです。
2021年10月クール テレビCM 推定GRP一覧
出稿量がこの業界内でとても多かった『アフラック生命保険』は、アテンション含有率のランキングで見ると、個人全体で8位、MF1層では7位となっていました。出稿量が多いゆえにすでに知られており、見られにくい状況になっていると考えられます。
『日本生命保険』は、出稿量では業界4位でしたが、アテンション含有率では個人全体でもMF1層でも3位以内に入っていました。
また『日本生命保険』、『ライフネット生命保険』は、ほとんどがタイム枠での出稿をされており、両社とも効率よく出稿できていたと言えます。
生命保険業界のCMトレンドを分析したレポートもございます。ご興味あればこちらもご参照ください。